eBay輸出で成果を出す上で重要なことの一つに「出品数」があります。
出品数については最低でも3000品は出した方が良いと言う人もいれば、500品ほどで大きく稼がれている人もいます。
個人的な考えとしては、出品数が多ければ売れるという考えは持っていません。
そこでこのページでは、eBay輸出で稼ぐために必要な3つの視点と適正規模についても解説していきます。
成果を上げる公式
成果を出す上で、 出品数を増やすことは重要な要素の一つです。
しかし、私の考えとしては成果は次の公式を意識することが重要だと考えています。
それは、「成果=量✖︎質」 です。
つまり、出品数さえ増やせば売れるということではないということです。
出品リストも重要です。
ちなみに売上の方程式は「売上=単価✖︎人数(客数)✖︎リピート率(購入頻度)」です。
※(「成果」と「売上」は別物なので混在させないようにご注意ください)。
成果を作るには、「商品の質」と「量」を考えなければいけません。
しかし、それよりももっと重要なのは「目的・目標」を明確化することなのです。
つまり、全体像の把握です。
最も重要なのは目的・目標の明確化
出品数だけにこだわるのではなく、eBay輸出ビジネスの全体像から考えることが先決です。
具体的には、
- eBay輸出で何を実現したいのか
- どこを目指しているのか
- ゴールはどこなのか
- どんな生き方をしたいのか
これらを考えることの方が重要です。
なぜなら、eBay輸出は手段であり目的ではありません。
そのため、目的を明確にしておかないと、
その上で、期限付きの目標を設定するのが正しい手法となります。
例えば、出品数が300品で安定して月利30万円稼げれば幸せなのか、それとも3000品を出品して月利300万円稼げれば幸せなのかを考えるイメージです。
つまり、どちらのタイプがあなたの適正規模や人生の幸福度と近い戦略・戦術なのかを考えるということです。
私個人としては、大きな負荷やストレスを感じることなく、月に数十万円稼げれば嬉しいタイプです。
あなた様はいかがでしょうか?
自分の現時点の器はどのくらいか
私が何かを取り組むときに必ず大事にしている考えは、「 自分の現時点での器」です。
その理由は、新しい取り組みをするときには、 必ず何かしらの負荷がかかるからです。
「新しい物事をスタートする上で、支えるだけの資源・器(人・モノ・金・情報・時間・精神力)などが自分に備わっているのか?」
この視点をきちんと持って自分の器を知ることが、新しい取り組みを行う上での重要な要素だと考えています。
例えば、eBay輸出であれば出品数を増やして売れば売るほど、 未着や破損などのクレーム対応にも追われる可能性があるかもしれません。
このことは、営業マンがアポ数を増やすためにコール数を増やせば増やすほど、 その分の断られる数が多くなるのと同じです。
そのため、新しい行動を行う前に環境整備を整えることが先決です。
- クレームや事務処理などに十分に対応できるか
- 強いストレスがきても耐えられるだけの精神力はあるか
- 経営資源、人的資産、時間管理などの備えは十分か
これらを実行に移す前に、環境整備をしておくことの方が優先順位としては高いです。
その理由は、年々、無在庫出品は規制が厳しくなっており、在庫管理がとても重要だからです。
まとめ
出品数を多くすることは、eBay輸出で稼ぐ上で重要な要素の一つです。
それと同時に、自分のサイズ・適正規模・器・幸福度などをどこに置くのかを考えると判断の誤りを防げるでしょう。
チャレンジすることは重要ですが、「どこを目指すのか」で戦略と戦術は変わります。
ただ単に出品数を増やすのではなく、戦略的に出品数を増やすことが大切です。
リスク回避のために事前に環境を整えておきましょう。
そうすれば、何かのトラブルが起きてもきちんと対応できるはずです。