会社員が副業をする場合、時間の使い方がとても重要です。
なぜなら本業がある人は専業の人と比べたら、仕事量が多いですよね。
毎日8〜10時間は本業の時間に充てているため、仕事を始める前後で副業をすることになります。
そのため、本業を持っている人は特に時間の使い方が欠かせません。
毎日少しを続ける
副業で成果を出すには焦ってはいけません。本業をされている方は、本業を大切にされてください。
今の時代は、とても流動的なため、本業はご自身を守るセーフティネットの一つになります。
本業を続けながら、ご自身のペースでコツコツ作業することの方が大切です。
例えば、1つのタスクに対して取り組む時間を60分とするなら、61分経過した時点で途中でも手を止めることがポイントです。
例えば、「ブログ記事を60分やる」と決めたら60分だけブログの時間に充てるのです。仮に、記事の中身が途中でも手を止めてまた続きを明日書くようにします。
これをすると、『また明日ここから書こう』と一つのタスクができるので継続しやすくなります。それで1つの記事が完成するのに3〜4日かかっても問題ありません。
なぜゆっくり作業すると良いのかと言うと、このような意識でいれば変に焦ることがないからです。
もっと細分化すれば、以下の時間配分でできる作業があるかもしれません。
- 10分で出来る作業
- 15分で出来る作業
- 30分で出来る作業
- 60分で出来る作業
- 90分で出来る作業
- 120分で出来る作業
このように細切れにして時間で作業を分けることで、多くのTODOを成し遂げることが可能です。
例えば、10分あれば顧客にサンクスレターが書けるでしょう。簡単な筋トレもできます。
30分あれば、知識学習のために読書ができます。60分あれば、ブログや短めの動画の構成台本が作れるでしょう。
このように考えれば、いくらでもアイディアは浮かぶはずです。
つまり、最終的に物事はすべて、自分が決めたペースを守り、それをコツコツ続けた方が高い生産性を保つことができるようになるのです。
以下で、同じようなことを紹介されていましたので載せておきます。
適切なペースをつかむためのコツは、1日に割り当てた時間が終わったら、すぐに手を止めて立ち上がることだ。たとえエネルギーがあふれていても、もっとできると感じても、それ以上はやらない。〜中略〜途中で思いきって止めることで、忍耐の筋肉が鍛えられ、何度もプロジェクトに戻ってくることができる。そのほうが長期的に見れば、ずっと高い生産性を維持できるのだ。引用:『限りある時間の使い方 212(オリバー・バークマン 著、高橋 璃子 訳者、かんき出版、2022年10月17日 初版第7刷発行)』
6. とにかく「決まった時間」に取りかかる「やりたくないこと」には、どうしても最初の一歩が踏み出せない。この難関を乗り越えるには「時間を決めてとりかかる」のが有効である。毎日午後二時から三時までやると決めたら、たとえ気が進まなくても二時には取りかかる。三時になったらとにかく終わる。そして、また明日やればいい。引用:『「戦う自分」をつくる 13の成功戦略 71-72(ジョン・C・マクスウェル 著、渡邉 美樹 監訳、三笠書房、2011年2月10日 初版第10刷発行)』